書籍
-
(送料無料)「穂高に遊ぶ」穂高岳山荘 二代目主人 今田英雄の経営哲学
穂高岳山荘百周年記念出版 山と溪谷社刊 谷山宏典著
二代目今田英雄が語る、山小屋経営とその哲学。
穂高岳山荘を通じて表現される「自然とともに生きる」姿勢。
「自然保護という考えがまだなかった時代に、山の清掃を始めた」
「風力発電や太陽光発電に取り組んだ」など、先進的かつ革新的な発想をもったその行動力とは?
山小屋の経営者として、二代目としてのあり方、三代目(後継者)へ期待することなど、今田流経営哲学から見える、現代の登山者や社会へのメッセージ。
・・・・・・・・・・・
「経営哲学」というとちょっとかた苦しい文章と思うかもしれませんが、
好きな「穂高」で、自然と共存しながら
気の合う人々と、語り、汗を流し、笑い、称えあい、
居心地のいい山小屋にと創りあげてきた、今田英雄の根底にある思想を、
その時代ごとに関わってきた方々にも話を伺いながら
谷山宏典氏にまとめていただいた、穂高の風景が想い浮かぶ1冊になっています。
読んで楽しみ、登って、歩いて、想い描いて、
その景色を楽しんでいただけたらと思います。
★この公式オンラインショップでのお買い上げの方限定にて、口絵写真(1p)前、見返しページに『今田英雄の落款』を押させていただきます。★
【公式特典として、ショップ内の書籍のみご購入の場合、送料無料となります】
※対象商品の注文の場合、注文画面中の「送料」にて ¥0 が選べます。
※対象商品(書籍)以外を合わせて注文されると、4500円以内の場合は送料が発生します。¥2,200 -
(送料無料)ヤマケイ文庫「穂高に生きる 五十年の回想記」今田重太郎 著
【公式特典として、ショップ内の書籍のみご購入の場合、2冊まで送料無料となります】
※対象商品の注文の場合、注文画面中の「送料」にて ¥0 が選べますので、¥0 を選択してください。 選択されなかった場合はシステム上送料が発生してしまいます。
※対象商品(書籍)以外を合わせて注文されると、4500円以内の場合は送料が発生します。
◆ヤマケイ文庫「穂高に生きる 五十年の回想記」
(今田重太郎 著・山と渓谷社 ヤマケイ文庫 刊)
*
Amazon Kindleにて電子書籍版も発売中。
https://amzn.to/3psYYiK
*
穂高岳山荘は、今田重太郎によって建てられ、歴史がはじまりました。
約100年前にこの山小屋「穂高小屋(現・穂高岳山荘)」を建てた男の半生をみずからの筆で綴ったこの本は、長らく絶版状態でしたが、この春ヤマケイ文庫にて待望の復刊。
山案内人をしていた重太郎が山小屋を建てるまで、「重太郎新道」を作った時のこと、奥穂高岳山頂のケルンのこと(見出し「二位にしようと思ったのでは」)など…穂高に登る時に、他の人にも教えてあげたくなる話がたくさんです。
百年前はまだ、山登りは一般には難しく、研究者や一部の人々が案内人をつけ大掛かりに行うもの。
今田重太郎は、「これからはもっと多くの人が登山をする時代が来る!」と信じ、「穂高小屋」を建てたそうです。
当時を窺い知ることができる、生き生きとした文章を是非お読みいただければ幸いです。
目次
序 (井上靖)
生い立ち
ガイド修行と穂高小屋解説
穂高小屋から山荘へ
遭難と救助
穂高に結ぶ夢
山を愛する心
穂高の哀歌
寄稿「重太郎さん」 (加藤泰安)
今田重太郎年譜
そして、未来の山小屋へ (今田恵)
以下は、出版社の案内より
------
昨今、登山道や山小屋の維持・管理のあり方が話題となっている。
そもそも、登山者がいま当たり前のように歩き、利用している山小屋や登山道は、誰がどのような思いで作ったものなのか。
今からさかのぼること、百年前。
今田重太郎は、日本アルプスの黎明期、山案内人として活躍し、穂高の稜線に山小屋を開いた。
穂高岳山荘創立五十周年記念で出版された本書(1973年)は、だれよりも穂高を愛し、当地を熟知する人物による貴重な記録。
厳しくも美しい自然のなかで小屋を営む悲喜こもごも、多くの岳人との交流がいきいきと綴られる。
■著者について
今田 重太郎(いまだ・じゅうたろう)
1898(明治31)年、岐阜県吉城郡上宝村(元・高山市)生まれ。
1924年、奥穂高岳・白出のコルに、穂高岳山荘の原点である穂高小屋を創設(1958年改称)。
ガイドとして秩父宮に随行し、黎明期の北アルプスを案内したほか、
山小屋の主人として、登山道整備、遭難救助など、穂高連峰の安全や登山文化の発展に寄与した。
本書の全身に『穂高小屋物語』(読売新聞社刊)がある。
1993年没(享年94)。
品種 書籍
商品ID 2821049360
ISBN 9784635049368
ページ数 256
------¥990 -
(送料無料)写真集「天空の輝き」
【公式特典として、ショップ内の書籍ご購入の場合、2冊まで送料無料となります】
※対象商品の注文の場合、注文画面中の「送料」にて ¥0 が選べますので、¥0 を選択してください。 選択されなかった場合はシステム上送料が発生してしまいます。
2008年、穂高岳山荘は85周年を迎えました。
これを記念して制作された「天空の輝き」。
撮影は写真家の内田修氏。
四季、さまざまな表情を見せる穂高連峰の魅力を心ゆくまでご覧いただけます。
穂高岳山荘の85年の歩みの記録、
自然エネルギー活用への取り組みについてなども収録しました。
とても内容の濃い一冊です。
【B5版、104ページ】
目次
●写真 79ページ
●穂高岳山荘 標高3000メートルの稜線に生きる
85年の歴史と自然エネルギーの活用
北アルプス穂高連峰
穂高岳山荘の歴史と未来
穂高岳への道のり
自然エネルギーの活用
●年表 穂高岳山荘85年の歩み¥2,000 -
(送料無料)単行本「穂高小屋番 レスキュー日記」(宮田八郎 著・山と渓谷社 刊)
【公式特典として、ショップ内の書籍のみご購入の場合、2冊まで送料無料となります】
※対象商品の注文の場合、注文画面中の「送料」にて ¥0 が選べますので、¥0 を選択してください。 選択されなかった場合はシステム上送料が発生してしまいます。
※対象商品(書籍)以外を合わせて注文されると、4500円以内の場合は送料が発生します。
穂高岳山荘 公式オンラインショップでも取り扱いを始めました。
-----
(「はじめに」 より)
穂高の山に生きて三〇年になります。
三〇年という歳月は人間にとっては決して短いものではありませんが、自然の時の流れから思えばほんの一瞬であるし、ぼく自身も「もうそんなに時が過ぎたのか」と不思議な感じもします。
ぼくが生きてきた穂高は、悲しい事実ではありますが、ことさらに遭難の多い山です。
そのなかで長く仕事をしていると、遭難救助の現場に立つこともずいぶんとありました。
そして救助経験を重ねるにつれてぼくは当然のことながら、人は山で命を落としてほしくはないと願うようになりました。
ぼく自身は、ことさら人より正義感が強いとか親切心に富むとかいうことはありません。
むしろ世の平均から考えると、やや(あるいはかなり)いい加減で不真面目なタイプの人間であろうと思っています。
そんな自分が、曲がりなりにも人助けをし、あまつさえ人命救助に携わってきたのは、ぼくが生きてきた穂高という世界では「人が人を救う」のがごく当たり前だったからだと思います。
(中略)
そのために穂高でぼくができること、ぼくにしかできないこと、そしてやらねばならないことはまだあります。
それはたとえば、これまでの遭難の記憶と経験を広く語り伝えることもそのなかのひとつではあるまいかと考えるに及び、このたびこのように駄文をしたためるに至った次第です。
ぼくのこれまでの山小屋暮らしにおいて、多少なりとも登山者のお役に立ったことがあったとすれば、それは、これまでに救った命の数よりむしろ、喪わせずにすんだ幾多の命があったことでしょう。
ささやかながらも、それこそを誇りたいと思います。
これから語ることが、穂高を歩く人たちの安全に少しでもお役に立つのならとてもうれしいかぎりです。
ハチロー拝
-----
宮田八郎の本と作品は、彼個人が運営し、奥様が引き継いでいる映像プロダクション「ハチプロダクション」web shopからも購入いただけます。(山荘とは別ショップになります。)
https://hachipro.buyshop.jp
また、「穂高小屋番 レスキュー日記」はAmazon Kindle版(電子書籍)も発売されています。
https://amzn.to/3sRt9Cg¥1,650